第2回四方山話は、大阪府立大学の難波利幸教授による「ロトカ・ヴォルテラとともに歩んだ私の40 年」になります。難波先生がこれまで取り組まれてきたロトカ・ヴォルテラ方程式を中心に、日本語による解説と研究着想をわかりやすく紹介していただきました。また大阪大学での大学院当時や著名な先生方との交流についてもお話していただきました。普段は伺うことができませんが、著名な教授がどのような大学院時代・研究半生を過ごされてきたかを知ることができる貴重な記事となっております。ぜひお楽しみください。
編集担当:伊藤 悠介、岩見 真吾 日本数理生物学会ニュースレター編集部メンバー
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日本数理生物学会ニュースレター2018年9月号では、新たな企画「数理生物学四方山話」を始めることとなりました。本企画では、数理生物学の分野をリードしてこられた先生方に、自身の研究者人生や数理生物学に関連した世間話などを語って頂く企画であります。 記念すべき第1回目は、東京大学大学院数理学研究科の稲葉寿教授に「数理人口論30年」と題して話して頂きました。数理人口学や感染症の数理モデル研究で著名な稲葉先生に、これまで歩んできた研究者人生を回顧して頂くとともに、先生の最新著作である“Age-Structured Population Dynamics in Demography and Epidemiology”が出版されるまでの経緯を話して頂きました。 普段の研究集会などでは先生方から最先端の研究を聞くことができますが、本企画ではそれとは趣の異なる、先生方の研究裏話的なものを紹介していければと思っています。是非ご一読下さい。 |